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毎日、雑誌は300冊、単行本は7箱分

店主アイコン『柳瀬川書店』店主 木元俊哉

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今回のインタビューは、去年の9月にオープンした『柳瀬川書店』の店主、木元俊哉さまです。小さい頃から本を読むのが好きだった、と話す木元さんが自分の本屋を開店するまでのお話を伺ってきました。

<店舗情報>

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営業時間 午前10時から午後8時
定休日 第二木曜日

<取り扱い>
雑誌
単行本
新書・文庫
コミックス
絵本
など

もくじ
  1. 「自分の店を持ちたい」という夢を現実に
  2. 小学生の頃に衝撃を受けた本
  3. 毎日、雑誌は300冊、単行本は7箱分
  4. 現代の子は『活字離れ』しているのか
  5. お客様を意識した品揃え
  6. 商店街ならではの書店に
  7. ニュータウン出身の人の本も人気
  8. 住民の期待にこたえる書店になりたい

「自分の店を持ちたい」という夢を現実に

自己紹介をお願いします。

木元俊哉(きもととしや)と申します。51歳です。出身は大東文化大学で、家族は妻と、子供3人の5人家族です。

『柳瀬川書店』をオープンするまでのお話を聞かせて下さい。

『柳瀬川書店』は去年の9月にオープンしました。それまでは高島平の大型書店に勤めていました。大学を卒業してからずっとですから、その書店に26年間勤めていたことになります。

その書店を辞めて、自分の店を持ちました。ずっと自分の店を持ちたいと思っておりましたし、その店の若い人もだんだん育ってきました。自分の歳を考えて、ちょうどいいタイミングだと思ったのです。

小学生の頃に衝撃を受けた本

もともと本が好きだったのでしょうか。

はい。小学生の頃には図書室によく通っていました。中学高校時代もよく本を読んでいました。

ちなみに、どのような本を読んでいたのですか。

小学生の頃に好きで、印象に残っているのが黒四ダム建設のノンフィクションです。小学生の頃は、ノンフィクションが特に好きで、ドキドキしながら読んでいました。

そもそも、あんな巨大なダムを人の手でどうやって作るのか知らなかった。すべてが未知の世界です。黒部の道もないところに道を作りながら資材を運ぶなんて。小学生の自分にとっては本に書かれている内容のすべてが衝撃的だったんです。

中高校生の時は、その頃人気のあった筒井康隆や小松左京などを好んで読んでいました。

大人になった今でも本はよく読んでいます。ですが、お店をオープンしてからはあまり本を読む時間がとれていないというのがジレンマです。

毎日、雑誌は300冊、単行本は7箱分

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休日は何をして過ごしているのですか。

お休みの日もお仕事をしているのですか。

ええ。ご存じではないかもしれませんが、本は祝祭日以外、毎日出版されていて、うちの書店では雑誌が300冊〜400冊くらい届き、雑誌以外の単行本などはダンボール5〜6箱分くらい届くんです。それが毎日届くので、休みの日である木曜日も出てこないと行けません。

朝の作業は届いた本を整理、陳列する仕事です。午後は売れなかった本を返品する作業を行います。本屋さんの仕事というのは意外にバックヤードでの仕事があるんですよ。

結構な仕事量だと思うのですがスタッフさんは何人いらっしゃるのですか。

現在は、私とパートさんの2名です。もう少し店が軌道に乗ってきたら、従業員さんを増やしたいと考えています。

現代の子は『活字離れ』しているのか

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ところでお子さんも本好きなのでしょうか。

一番上の男の子はあまり好きではないようですが、二番目の女の子は結構好きなようで、よく読んでいます。

親御さんが本好きだと本好きになりやすいイメージがあるのですが。

そうですね。私の家もそうだったのですがちいさいころから、まわりに本があるという環境は本好きの要因になるかもしれません。ちょっと興味がわいたときに本を手にとって読んでみるという事ができますし。

最近、「若者の活字離れ」よく言われますが、その点は書店の店主としてどのように感じますか。

「活字離れ」自体はしていないように思います。むしろ、ネット、メールなどで昔よりも活字に慣れているのでは、と思います。ただ、本離れはしているように思います。

お客様を意識した品揃え

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お店をオープンしてから一番苦労したことはなんですか。

本の品揃えに一番苦労しました。ぺあもーるの周りにはニュータウンがあって、以前勤めていた高島平と、周りの雰囲気が似ていたので、売れる本の傾向はつかみやすいなと思っておりました。ですが、あけてみると少し違いました。

最初、実用書と雑誌に力を入れてそろえておきましたが、意外に文庫が売れました。他は、時代小説などが人気がありましたので、だんだん増やしています。

どのような本がよく売れますか。

『文芸春秋』『サライ』などの総合雑誌の他、『クロワッサン』『オレンジページ』などといった生活に密着した雑誌がよく売れています。

商店街ならではの書店に

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お仕事の際に心がけていることはありますか。

お客様の反応を見ながら、要望に応えながらお店を営業していくということです。当初、文庫コーナーでは本を出版社別に並べていたのですが、お客さんからの要望もあって著者別に並べなおしました。

以前に勤めていた本屋との変化はありますか。

小さいお店なので、お客さんと話す機会がものすごく増えました。以前は店内を走り回っている事が多く、とてもお客さんと話したりする余裕がありませんでしたから。こちらでは本の場所を聞かれる以外に、世間話も多いですね。

それにパソコンなどの通販に慣れ親しんでいない年配の方が多いので、お取り寄せの注文が結構あり、月に200冊くらいです。

また、隣は自転車屋さんなので、自転車の修理を待っているお客様が書店に寄ってくれることも多いのです。なので自転車屋さん側のところに自転車関係のコーナーを作りました。こういうところは商店街ならではだなと思っています。

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ニュータウン出身の人の本も人気

仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか。

私のすすめた本を面白かったと言ってもらったときです。「この本が好きならこの本なんかお勧めですよ」といった感じでおすすめしています。

現在のお勧め本を教えて下さい。

ニュータウン出身の藤野眞功さんが書いた「バスタ」が今のおすすめです。フィリピンの闇に転落し「王」として君臨した日本人をえがいた、史上最強の悪漢ノンフィクションです。1作目である「FBI特別捜査官」もよく売れて、評判も良かったです。

個人的に最近読んで面白かったのは「サクリファイス」(近藤史恵著)です。これまで全く知らなかった、自転車レースを舞台にしたサスペンスですが、とても面白く読めました。

お隣の自転車屋さんが本格的なロードレースの自転車も扱っているんです。それで興味がわいて、読んでみました。この本は自転車レースなどを知らない人が読んでも面白いと思いますよ。

住民の方の期待にこたえる書店になりたい

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今後の夢を教えてください。

「柳瀬川書店」がオープンするまで、1年以上柳瀬川には本屋がなく、ニュータウンの人達は書店を待ち望んでくれていたようです。「また、本屋が出来てうれしい」と多くの方に言われました。

。その期待に応えるためにも一歩ずつがんばっていきたいと思っています。

私自身は本の専門家としてお客様に頼られる存在になりたいと思っています。

その人が読みたいような本をおすすめできる店員。今は『本のソムリエ』なんて言葉もありますし。本を売るだけじゃなく、おすすめや提案ができて、お客様と話せる本屋を目指したいと思っております。

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※取材日時:2010年5月
取材屋

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